トップに戻る

小さな店舗のクチコミ戦略と評判管理

226

投稿者：砂田桂吾 2024年06月26日

現代のビジネス環境において、SNS戦略や評判管理はもはや必須です。特に創業したばかりの小さな店舗では、クチコミや評判のおかげで売上が何倍にも膨れ上がることがあります。

そこで今回は、飲食店向けに、クチコミ戦略・評判管理、また成功した事例について解説します。

まずは顧客満足度を最優先に！

良いクチコミ・評判を得るためには、何はともあれ顧客満足度を高めることが最優先です。丁寧な接客、品質の高い食事・サービス、清潔な店舗サービスなど、基本的なことを高品質で行えるように意識しましょう。

投稿したくなる仕掛けを用意する

こちらは、秋田県にある「山のはちみつ屋」という観光施設の取り組みです。

ソフトクリームとミツバチチョコレートはもともと別の商品だったのですが、「サイコロを振り、８が出たらハチチョコを８個トッピング」という企画を開催。その可愛らしい見た目がSNSで大好評となり、多くのクチコミが投稿されました。

引用：instagram

こうした仕掛けをすることが難しいという場合は、「SNSに投稿したら次回来店時に、◯％割引」または「おまけを１品プレゼント」といったキャンペーンを行うことも考えられます。ただし、こうした戦略を多用すると、内容の薄いクチコミが増えてしまう可能性があるので、状況を見ながら判断しましょう。

悪いクチコミが投稿がされたら？

残念ながら、お客さまと店との行き違いによっては、低評価のクチコミが書かれてしまうこともあります。ショックを受けることになると思いますが、指摘が正しければそれを認め、サービス向上に活かしましょう。クチコミに対して返事をすることができる場合には、謝罪を述べるのも良いでしょう。

一方、なんの根拠もないのに悪いコメントが書かれている、真っ赤な嘘であることが分かるといった場合には、誹謗中傷に当たります。あまりにも悪質であれば、訴訟することもできますし、最近はネット上の誹謗中傷への取り締まりが厳しくなっているので、数ヶ月程度で投稿者を見つけることができるでしょう。

まとめ

開業したばかりの店舗でも、クチコミや評判を増やすことはできます。投稿したくなるような仕掛けを用意したり、基本的なサービス提供を徹底することも大切になってきます。クチコミが投稿されたら、感謝を持って対応することで、お店での体験を終えてもお客さまと繋がることができるようになります。

業種業態に問わず、クチコミを作り出すことには多くの企業が積極的に取り組んでいますので、参考にしてみてください。

美容室・飲食店創業支援センターでは、京都・大阪・滋賀を中心にこれから開業される美容室や飲食店の支援をしております。開業に不安がある、相談に乗って欲しいという方はお気軽にご相談ください。

融資手数料、着手金、成功報酬が毎月5名様限定で特別無料対応中！税理士事務所顧問契約を前提する超特別支援価格。2024年12月末まで。お問い合わせはこちら。

執筆者紹介

砂田桂吾

美容室・飲食店創業支援センター代表
株式会社Izanagi consultinG代表取締役
株式会社runO 代表取締役
セミナーBOOK株式会社取締役
CCS,Ink. 取締役

税理士法人勤務時より融資関連業務に多く携わり、
2015年に美容室と飲食店の開業融資のみを専門に扱う美容室・飲食店創業支援センター設立。
2017年に美容室と飲食店向けコンサルティングサービスを展開する株式会社Izanai consultinG設立、代表取締役に就任。
資金繰り・資金調達・経営計画の策定を得意とする。
延べ200件以上の開業融資支援実績を有し、
開業時の資金調達は融資成功率100％の実績を有する(2022年12月現在)。
関西の美容室・飲食店開業融資支援のパイオニアとして知られる。