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飲食店・美容室の開業融資における自己資金とは結局何?

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美容室、飲食店の開業融資を受けるうえで、「自己資金」は最重要項目です。
これがないと始まらないですし、あったとしても、

開業融資における「自己資金」の意味合いを正しく理解していないと、
思い描いている金額の融資は受けられない可能性が出てきます。

 

開業融資でいう「自己資金」とはいったい何なのか?

開業融資を受けるうえでの「自己資金」とは、
①今まで、こういった形で貯金をしてきて
②その結果これだけの金額があります!
と、貯金の形成過程がはっきりしているものを指します。
単純に今いくらお金があります!という一般的な意味での「自己資金」とは意味合いが違います。
要するに、決定的に違うのは、「自己資金」の形成過程が見えるという点です。

では、開業融資時に「自己資金」として何が認められて、何の評価が高いのでしょうか?
評価が高い順に解説していきます。

 

1位 定期預金

年月をかけ着実に積み立てている点から、計画性があると評価されます!
さらに開業への熱意を図る物差しとしても高評価です。
原則自分の名義ですが、ご結婚している場合は奥様、お子様の名義でも大丈夫です。

 

2位 普通預金(金融商品)

今まで月々頑張って貯金してきましたという形成過程がはっきりしている為、定期預金と同様に評価は高いです。
しかし、どこかのタイミングで大金が急に入金されていると評価は低くなります。
大金の入金がある場合も、例えば株式の売却や相続など、入金の証拠があれば問題ありません。
普通預金も原則自分の名義ですが、ご結婚している場合は奥様、お子様の名義でも大丈夫です。
また、見落としがちですが、金融商品(保険の積み立て・仮装通貨の残高・有価証券etc)も時価で「自己資金」への組み入れが可能です。
持っている金融商品は一度売却して換金する必要もありません。

 

3位 既に支払済みの経費(不動産などの経費)

例えば、開業融資の前にテナントを抑えてます!という支出済みの経費も「自己資金」として評価されます。
ただし、領収書は必ず必要です。

 

4位 親族からの出資

評価はされますが、上記には若干劣ります。
また、現金で受取り、そのまま預金に入金してしまうと、適正な評価はされない可能性がありますので、
預金から預金へ、誰から振込んで貰ったのか名前が分かるようにしておく必要があります。
可能なら、振込元(親族側)の通帳のコピーを用意しておくと良いです。

 

5位 血縁関係がない人からの出資

例えば、前職の美容室のオーナーが、前職の飲食店のオーナーが、

独立時に出資してくれる等というケースですが、
単純にお金を借りました、では評価は低いです。
借入金は当然のことながら「自己資金」ではないので出資金としての形をとっているのが前提です。

 

6位 現金

残念ながら評価が低いです。
現在、現金で開業資金を貯めている方はすぐに修正してください
現金であると、今までどうやってお金を貯めてきたのか、どこから持ってきたお金なのかも不透明になってしまいます。
現金で貯めている方は、極力早く預金に入金することをお勧めします。
しかし、いきなり大金を入金すると、結局このお金はどこから来たの?
という疑問を生んでしまうので、なるので分割して、月々入金していくことがポイントです。

 

評価なし 見せ金

見せ金は現金と評価の点では大差はありません。
現金で貯金をしてきた方は、これまでの所得がしっかり証明できれば若干適正な評価へ近づきますが、
見せ金は、今までの所得証明が提示できない場合もあるため、評価はほぼされません
見せ金の倫理的な善悪、良し悪しではなく、集める労力に見合ったメリットはほぼないといえるでしょう。

 

まとめ

美容室、飲食店の開業融資における「自己資金」、
最大のポイントは、誰から見てもわかりやすい形でお金を形成することです!
お金が今いくらあるかという事より、いつから、だいたいいくらずつ積み立ててきて、という過程が非常に大事です。
開業融資でいう「自己資金」には、
①今まで、こういった形で貯金をしてきて
②その結果これだけの金額があります!
と2つの側面があることを十分に理解して創業準備に臨んでください。

 

動画バージョンはこちら↓

 

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執筆者紹介

砂田 桂吾
砂田 桂吾

美容室・飲食店創業支援センター 代表
株式会社Izanagi consultinG代表取締役
株式会社runO 代表取締役
セミナーBOOK株式会社 取締役
CCS,Ink. 取締役

税理士法人勤務時より融資関連業務に多く携わり、
2015年に美容室と飲食店の開業融資のみを専門に扱う美容室・飲食店創業支援センター設立。
2017年に美容室と飲食店向けコンサルティングサービスを展開する株式会社Izanai consultinG設立、代表取締役に就任。
資金繰り・資金調達・経営計画の策定を得意とする。
延べ200件以上の開業融資支援実績を有し、
開業時の資金調達は融資成功率100%の実績を有する(2022年12月現在)。
関西の美容室・飲食店開業融資支援のパイオニアとして知られる。
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